ディスカスの飼い方

今日は久しぶりに『cafe haven't we met』でカプチーノを飲みながら読書タイムを満喫してきました。

ここに来るのはかなり久しぶり。1年くらい来てなかった気がします。


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カプチーノ。
こういうの可愛いですよね*




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haven't we metには本がたくさん置かれています。この本のセレクトが好みで、自分が読む本を持参しているのについつい手に取っちゃう。
詩集とか、知らない画家の画集…普段興味があってもなかなか買ってまで読まないものを選びます。

今日は小林エリカさんの『終わりとはじまり』という詩集1冊とランボーの詩集もパラパラと流し読みしました。

さて、持ってきた読みかけの本を読んでしまわなければね!



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今日読もうと思って持参したのは大崎善生さんの新刊『ディスカスの飼い方』。
いつもなら3時間もあれば読み終えるのだけど、この本は休み休み読んでいたら丸1日かかりました。

以下ネタバレ含む感想文です。




前半は熱帯魚に興味のない私には読み進めるのが難しかったけれど、後半からはいつもの大崎ワールドに戻った感じで一気にラストまで読みました。

4章までは熱帯魚にまつわる専門的な話ばかりで、まるで熱帯魚コーナーに置かれている実用書。
大崎さんは読者に“主人公と別れた彼女たち”の気持ちを味わわせようとしているのかと勘ぐってしまうほどでした。


しかし意外なことに
私は辟易しながらディスカスについての説明を読んでいたはずなのに、後半で主人公がディスカス飼育で思わぬ壁にぶち当たると一転してこちらまでハラハラしてしまったのです。

前半~中盤にかけて嫌と言うほどディスカス知識を叩き込まれたせいか、主人公の焦りが分かるのです。
わたしは熱帯魚なんて飼ったことがないのに。
これが著者の意図だったとしたら、まだまだ大崎善生ファンは辞められません。。。



『300年後の雨を待つ』
アルテミア·サリナのお話は素敵でした。

しかし今作『ディスカスの飼い方』にはスピリチュアル的な要素と言うか、日常の中にある非日常といったものが描かれていたのが印象的です。

死んだはずの人の魂との交流、死者を蘇らせる賢者の石のような存在。
今までの大崎作品にはなかった要素だと思うのですが…どうでしょう?(本多孝好の小説ならありそうな要素かな)



人って、失ってからの方が存在がリアルになるような気がします。
失うまでは分からなかったことや思いもしなかったことが、急にハッキリした形になってずっと自分の周りに漂っているような…

多分、失った人が自分の心の中で思い出として美化されていくだけだと思うけれど、その人が美化されればされるほど自分を苦しめます。

わたしの前にも一度で良いから、声だけで良いから現れてくれたら伝えたいことがあるのにな…と言うのが読了後の正直な感想です(爆)
こんなの感想と呼べない~><



わたしってこの主人公と似てるな…と思い当たる節がいくつもあり、今、自分の恋愛の仕方に反省しています(苦笑)

彼にとっては面倒な恋人だろうなぁ…
こんなわたしと2年以上付き合っている彼は奇特な存在かもしれない。

これからはもっと彼を構ってあげよう。
そう思いました(笑)


*cafe haven`t we met*
宮城県仙台市青葉区国分町3-9-2 第5佐々木屋ビル3F
022-212-1755
AM11:00~20:00、金土11:00~23:00
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by swarm-of-meteors | 2009-02-21 20:56 | お茶の時間
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