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ご無沙汰してました。

事前になんにも言わずに、散々サボってしまいました(^_^;)
コメントを下さっていた皆さま、更新がない間も拙ブログに遊びに来て下さっていた皆さま。すみません、そして、ありがとうございます♪


更新をしない間も料理をしていたのでお料理写メは溜まっているのですが、ブログ以外のことに時間を割いていて、すっかりPCから離れてしまっていました。

今日は通院日で、そして珍しく大混雑していて待ち時間が長いので、こうして携帯から更新しています。

最近の体調はすこぶる良好ですよ*
睡眠以外は問題なし。食欲モリモリで、最近の夏らしい暑さにもまだ負けてません!
イライラすることも、だいぶ減りました。

彼との交際も平和そのもの、のほほんカップルです(笑)
彼は今月末までの1ヶ月間、都内の大学病院に研修しに行っているので今月の仙台デートはおあずけですが、来月は私の誕生日デートなのでお互い楽しみにしてる… といった感じですね^^


お勉強の方はさっぱり進まなくてかなり焦りを感じているのに、頑張ろうと意気込んでも手に付かないのが実際です。
これだけは、近日中にどうにかしなきゃならない問題です。
「やる気よ!起きろ~!!」 …と念じれば、やる気と集中力が目覚めてくれたら良いのにな(^_^;)


でもそんなジレンマを抱きつつも、読書三昧できたことのは最高に幸せな時間です。
ずっと読みたかったキリスト教の本と、ヘッセの「デミアン」を読破して、今は河合隼雄さんの「ユング心理学」に手をつけてます。

実はこの3冊は同時に購入したもので、一番読みたかったのは「デミアン」でした。
そして「デミアン」を始め海外文学を読む場合、作品の中にちらちら見え隠れする“キリスト教”について知りたかった。
だからまずキリスト教の漠然とした知識だけ得て、デミアンを読み、デミアンの作者ヘルマン・ヘッセに少なからず影響を与えたとされるユングの心理学を読む …という流れを、前もって決めていたのです。


そんなわけで、久々の更新なのに「読書感想文」書かせていただきます(^_^;)
本当に、病院の待ち時間長すぎるので…。
携帯からだと「More機能」で隠せないので、興味のない方は読み流してくださいませ☆






読了したキリスト教の解説書も「デミアン」も、感動するという作品ではなく、自分が知らなかった世界・思想を知ることが出来た、あるいは感じることが出来た、という点で有意義な読み物でした。

私は無宗教ですが、古の多神教も、仏教も、キリスト教も、イスラム教もそれぞれに興味があります。
その宗教の信者が何を信じているのか客観的に見るのは面白いし、何より、宗教というのは時として信仰とは全くかけ離れた場所で歴史に関わってきてしまいます。
現在の世界を知りたいと思ったら、そこに至るまでの経緯としての歴史が必要になるし、時代ごとに移り変わる人の心の投影である宗教について知らねば理解できないことも多いのでは… と思うわけです。



「デミアン」は第一次世界大戦期に書かれた著書としてはかなり刺激的であり、良くも悪くも問題作と言われています。
デミアンは宗教や哲学や神秘性を絡めた、ひたすら自己を見つめた物語です。
こういった分野に多少興味のある人なら、デミアンを読みながらグノーシス主義やニーチェを連想するかも知れませんね。
実際私は、読みながらこの2つの思想を思い出しましたし、作中にニーチェの名前は度々登場します。

前置きが長くなりましたが、「デミアン」は決して難解ではなく、私にはとても感慨深い作品でした。
主人公シンクレールの幼年期の体験・感情・思想は、大多数の人がかつて経験したことのあるものだと思います。
少年・青年期は彼は自分自身の生き方を模索する旅ともいう内容で、幼年期の描写とは少し違った印象を受けますが、最後まで飽きることなく読める作品です。

私も中高生時代には、同じ価値観を持つ友達と「永遠」とか「愛」とか「人間のエゴ」なんかについて、端から見たら滑稽なほど真剣に語り合ったことがあります。
今思い出すと、大人であり子どもである思春期独特の青臭さを感じる、気恥ずかしい思い出です(笑)
そういう、現在の私だったら気恥ずかしいと感じる物事に対して考え続けたのが、「デミアン」でいう“しるし”を持つ人たちなのでしょうね。

主人公シンクレールが地球という殻を破って生まれようとする黄金の鳥を描いたように、私も、暗い茨の海の中に一つだけ産み落とされた卵の殻を破って生まれようとする雛鳥の絵を描いたことがありました。
「デミアン」なんて作品があることも知らなかった時代、中学の美術の先生から出された「自分を表現する」という課題で描いた水彩画です。

それだけで、
100年も前の時代に生きていた人(作者ヘッセ自身、あるいは架空の人物シンクレール)と似たものを共有して生きている、ということだけで、何かを感じずにはいられません。

好き嫌いが別れる作品… というよりは、何かを感じるか感じないかが別れる作品だと思います。
でも、とても良い作品だと私は思います。私は好き。好みはそれぞれ。

「デミアン」を読んだら、以前読んだパウロ・コエーリョの「アルケミスト」や「星の巡礼」などを読み返したくなりました。
今読んだら、また違った感じ方があるかも^^
読書の楽しみは、読み返すごとに違った感じ方や見方があることですもんね。
でも勉強しなきゃならないので、読書は夜だけのお楽しみ・・・♪
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by swarm-of-meteors | 2009-07-08 11:20 | ひとりごと