6/20(土) 藤田喬平ガラス美術館

今日は松島へ出かけました。
週末の昼下がり。
観光客でにぎわっている松島瑞巌寺近辺を素通りして、わたしと彼が向かったのは藤田喬平ガラス美術館

先週の「美の巨人たち」で紹介されていた藤田喬平の飾筥がとても素敵だったので実物が見たくなり、彼に「松島連れてって~」とおねだりしちゃいました^^

仙台は緑の多い杜の都だといわれ、メディアテークなどの優れた建築物もあるけれど、美術に関しては不満のある街です(^_^;)
市内の美術館で、もっと企画展をやればいいのになぁ…。メディアテークでの展覧会も、開催されるときはもっと宣伝してほしいな…と思います。






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一の坊という旅館の敷地内にある美術館は、お庭がとってもきれいでした。


こちらの美術館、なんと全館全作品の撮影可!
絵画だと撮影はNGだけれど、この美術館の所蔵品はガラスでできた作品ばかりだから、撮影しても支障がないんでしょうね^^
はじめ、入館料1000円はちょっと高いなと思いましたが、ゆ~っくり作品を見て楽しみ、思う存分写真を撮ったので十分元は取れたかな(笑)





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最初の展示室にあるのは、ガラスだとは思えない、琳派の作品を彷彿とさせる飾筥たち。(実際に藤田氏は琳派の作品が大変好きだったそうです)
館内にはもっとたくさんの種類の飾筥があります^^
“紅白梅” “紅葉” “源氏物語” “竹取物語”など、作品のタイトルも素敵でした。






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次の展示室にあるのは、ヴェネツィア・ガラスの作品やオブジェたち。

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わたしと彼が二人揃って気に入ったのが、“two world”という作品。
この館内の所蔵品の中では、こういうガラスらしい透きとおった透明さを持つ作品が珍しく感じます。



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藤田氏が文化勲章を受章した作品“バッカス”
ちいさなガラス玉がたくさん連なった葡萄のオブジェは本当にきれいでした。

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“睡蓮”という名のオブジェも華やかで上品。








次の展示室との合間にあるのは不思議なガラスのアート世界。

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小部屋の入口はこんな感じ ↑ で、入るとこんな感じ ↓ 


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いわゆるミラーハウスになっている小部屋がいくつか並んでいるのですが、それぞれ、天井からつり下がっているミラーボウルの模様が違います。
眺めていると不思議な感じで、でも本当にきれいで、この美術館でわたしの一番お気に入りの場所でした♪



この部屋には“瑞巌寺を想う”という作品も展示されています。

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※写真がぼけてしまったので、美術館HPから画像をお借りしました。

藤田氏は創作活動をしていたヴェニスと松島は似ているという言葉を残しています。
この作品は瑞巌寺を参道から見たイメージで創作したとのこと。
三日月のような形をした、濃い緑色のガラスのオブジェ。
松島の色はやっぱり松の濃い緑色なんだなぁと、改めて思わせる作品でした。








最後の展示室は、ガラスの茶室。

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これぞ借景!
そうか、こういうのを借景と呼ぶのか と納得した茶室です。
利休の侘びさびとは違った、どちらかと言えば東山文化のような簡素だけど品の良い茶室でした。
ひっそりとした室内に、赤いガラスでできた茶器が映えます。
天井からつり下がるのは、白・薄いピンク・薄い紫・薄い青のグラデーションが素敵なヴェネチアンガラス。

う~ん。素敵な茶室だ^^


この展示室ではサービスで緑茶を出していただけます☆

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ゆったりと座りながら、美しい作品に囲まれていただくお茶は美味しかったです。(この緑茶が本当においしいお茶でした)


この展示室には茶器や食器が展示されていたので、食器好きな私には楽しい空間でした。

特に気に入ったのがこの水指。

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若草色の飾筥はその名も“若葉”
やっぱりこういう色、大好き^^






藤田氏の作品を見て、ミュージアムショップをのぞいた後は館内のカフェで休憩♪


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カフェでも“ガラス”が徹底されています。
水が入っているコップもかわいいし、カフェの店内もセンスが良くて素敵でした~^^


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こちらは紅茶がメインのカフェらしいので、彼はイングリッシュキャラメル。私がダージリン。
少しお腹がすいていたのでピザトーストも頼んで半分こしました。

こういう美術館内のカフェやレストランって、実際に食べてみると味自体はいたって普通なお店が多い気がしますが、このカフェのピザトーストはすごく美味しかった~!

びよーんと伸びるチーズはたっぷりで、トマトソースの酸味も程良くてgoodでした*



藤田喬平のガラスも素敵、カフェも美味しい。
美術館を見なくても、カフェだけで利用したいと思うお店でした。
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by swarm-of-meteors | 2009-06-20 22:43 | お気に入り
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